3ポイント押さえれば小学生向け英語塾や英語教室でもバイリンガル状態に育ちます【トリリンガル育てたパパが教えます】

3ポイント押さえれば小学生向け英語塾や英語教室でもバイリンガル状態に育ちます

結論から言えば、小学生向け英語塾や英語教室でも、バイリンガル状態に育てることは全然可能です。

実際、娘は小2から通った英語塾(→文法徹底習得を強烈に進める英語教室風)に通ったことで、普通の速度で話すアメリカ人の英語が難なく聞き取れるレベルに小学校卒業のタイミングで到達できていました。

そもそもバイリンガルという言葉の意味ですが、

バイリンガル
2つの言葉で話せる能力を持つ人を意味する語。
出典:weblio

別にネイティブレベルの英語力というは一切言及されていません。

2つの言葉で意思疎通できればバイリンガルです。

「バイリンガル子育て」ってワードがあるからか知らないけど、一定の属性の方々って、バイリンガルは「ネイティブ並み」的な意味づけしてる方がいるので最初に断わっておきたいと思います。

小学校卒業した時点で、要は、中学英語と高校英語の一部、いわゆる基礎英語が高いレベルで吸収できた状態であれば、問題になくネイティブと会話できますし、その子たちは、僕は、普通にバイリンガルと呼んでいます。

そういうレベルに達した子供が、中学、高校時代でさらに習熟していって、いわゆる英語で高度な専門教育を受けられるレベルに到達していくわけなので。

その前提で進めていきます。

いやいや、そうじゃないでしょー…って思う方は、ぜひここで離脱してください。

それでは、それ以外の方々と本題に入っていきたいと思います!

小学生向け英語塾・英語教室で娘が到達したレベル

小学生向けの英語塾や英語教室でも、バイリンガルに育てるのは可能です。

僕の娘は小学校卒業時点で、

  • 普通の速度で話すネイティブの英語が問題なく聞き取れる
  • 年相応の受け答えで会話が成立
  • 日本の英検換算で2級が受かるか受からないかのボーダー水準に到達

という状態でした。

早い英語でも全然ついていけてました。

ちょうどそのころオンライン英会話で体験レッスンなどをスタートさせて、僕が横で毎回見ていたんですが、アメリカ東部の黒人の女の先生のレッスンを受けたことがありました。

その先生、物凄く英語が早かったんですね。

僕は結構ロストしちゃって、途中で話の内容についていけない感じでアップアップしてたんですが、娘は一切ロストしてなかったです。

正直、リスニングのスキルがここまで高いとは、ホント、ビックリしました。

完全に抜かれたなーという感じでした(汗)

娘が幼稚園の頃は、海外で育てないと英語が話せるレベルには育たたない…とあきらめていて、まさかこの水準にまで到達するとは全く思っていなかったので本当に驚きでした。

そんな状態にどのように育ったのかと言えば、英語塾(→文法徹底習得を強烈に進める英語教室風)で3年半のカリキュラムを何とかやり遂げたからでした。

娘が3年半通ったのはこんなスクール

大きなホワイトボードがあって、その前に先生の机があって先生がいて、生徒は先生の方に向かってみんな座っている…という、まさに「教室」みたいな風景でしたね。

実際のカリキュラムも、中学英語の文法を順番にやっていく…というスタイルでした。

英会話教室とか英会話スクールっていうより、文法主体で徹底的に進めていく厳しめの英語教室とも言えますが、どちらかというとまさに英語塾、という印象のスクールさんでした。

独自のカリキュラムで中学英語を制圧していく風だったので、「学習塾系の英語塾」とは少し違うかなーという感じでした。(雰囲気はまさにそんな感じでしたが…)

子供が英語話せるように育つ英語塾、英語教室の選び方【実体験】

小学生向けの英語塾、英語教室であれば、どこでもOKというわけではありません。

今から挙げる3つのポイントが実現しているスクールさんであることが大事になります。

一応、前提として整理しますが、「週1回、ないし週2回、1回が1時間とか1時間半のレッスン」という前提で話を進めていきますね。

■ポイント1 「中学英語が3年くらいで習得できるよう設計されたカリキュラム」が整っていること!

つまりどういうことかというと、中学英語がとにかく大事ってことです。

結局、中学英語と高校の一部の英語、つまり、基礎英語が高い吸収度で習得できていれば、英語話せるレベルになれます。

そのくらい十分な基礎力があれば、そこから先のさらなる習熟のための選択肢はもの凄く多いです。

例えば、基礎力がしっかりしてない人が海外留学しても成長はたかが知れてますが、既に基礎力がしっかりした人であれば、かなり高いレベルまで成長していくことが可能です。

小学校時代にしっかりした基礎力を手にすることは、そのくらい大きな差を生みます。

■ポイント2 読んで聴いて書いて話す-4方向から徹底してアプローチされること

2つ目の中学英語を習得と連動しますが、4方向からのアプローチはとにかく必須です。

これだけは絶対外せない、そういう重要なポイントです。

学校の英語が4方向を重要視し始めているので、塾でもそういう流れになっていると思いますが、しっかり確認する必要ありです!

特に、聞く、話す、この部分が充実していないなーと感じたら、他のスクールを検討するか、それか、何らか、別の対策をする必要があります。

例えば、オンライン英会話のスクールに事情を説明して、塾でやっているカリキュラムに連動する形で「聞く、話す」の部分を補足する対策が欲しいところです。

聞く話すは特殊な能力です。

書いて英作文するのは時間がとれますが、相手の言ってることを聞いて「あーちょっと待って」って言って30分くらいたってから「それに対してはですねー」みたいな感じでは、全く会話成立しませんので。

瞬時で理解して瞬時に英語組み立ててアウトプット、これの連続ってことになるので、4方向からのアプローチ、これも必須です。

■ポイント3 英語に触れる頻度を週4回以上確保すること

おそらく、1回1時間~1時間半で、週1~2回の、いわゆるレッスン当日だけの接触では、英語話せる子供には育たないです。

塾・教室に通う日以外に、どれだけ英語に触れるかが明暗を分けます。

1日2時間、週に4日以上を確保すべきです。

塾の方で宿題がしっかり出されて、結果、週4日以上触れる状態を作ってくれるのであれば、理想的です。

宿題がでれば、当然、復習ができ、それが定着に繋がっていきます。

習ったことが定着しないとなると、やる意味ないってことになるので、ここもしっかり抑える必要があります。

実際、僕の娘が通った教室は、まさにそういう状態で3年半押し通すようなところでした。

その頻度が強烈に娘の英語力を伸ばしたと思っています。

このポイントも必須なので、なければ何らかの対策が必要になります。

まとめ

はい、ということ今回は「小学生向けの英語塾とか英会話教室で2ヶ国語話せるバイリンガル状態に育てることができるのか?」というテーマでねお送りしましたけれども、結論は、「ポイントが押さえられていれば、もちろん可能」ということです。

もう一度ポイントをおさらいすると

1 カリキュラム
2 4方向からのアプローチ 
3 英語に触れる頻度

以上3ポイントになります。

実際に取り組んでる最中っていうのは、成果がはっきりとは見えにくいです。

もし心配だったらオンライン英会話の体験レッスンを受けてみるなどして、今の状況を確認するといいです。

日頃から今回のポイントを抑えたような取り組みがきちんと出来れば、オンライン英会話の、例えばフィリピン人の先生とかネイティブの先生、いわゆる英語しか話さないような先生とある程度会話が成立してしまうと思いますよ。