はじめに

これまで娘のオンライン英会話を、

✅17校のスクールにて
✅270レッスン超を
✅57人の講師にて

実体験してきました。
(本記事執筆現在)

そのリアルな体験をベースに、今回は子供のオンライン英会話の体験レッスンで絶対確認すべきしっかり確認をしておくべきポイントとして16項目をお伝えします。

オンライン英会話だけでなく通いのレッスンでも利用できる項目となりますので、オンライン以外の場合でも参考にしてみてください。
 
ただ、基本オンラインをベースにしてあるので、全てが「通いのスクール」にも該当するわけでないので、その部分はご了承ください。

特に、オンライン英会話にまだあまり慣れていなくて、

  • どんなスクールがあるか
  • どんな傾向があるか
  • どんな特徴の違いがあるか

その上で、

  • 自分の子供にどんなスタイルが合いそうなのか
  • それらをご自身の目でしっかり確認していきたい方々にお役に立てるものと思います。

    同じ内容を動画でも見れます。

    絶対確認すべき全16項目

    どんな講師属性か

    ネイティブ、日本人講師、フィリピン人講師が主体となりますが、それ以外の国の英語堪能者が講師となっている場合もあります。

    さらに、上記それぞれ単体に場合もあるし、複数の属性の講師が在籍しているスクールもあります。

    講師は子供が英語を学ぶ上でかなり大事なウエイトを占めるポイントでもあるので、講師属性は真っ先に確認したいポイントです。

    どんな料金プランがあるか

    概ね、

    ・定額受け放題
    ・月ごとの回数別
    ・月に決まったポイントが付与される(講師ごとに必要ポイントが異なる)

    以上のいずれかのスタイルになる場合がほとんどです。

    大事なことは、実際の予算を明確にして、それに合致するかどうかを現実的ラインとして検討を進めることです。

    どんなに良さそうなスクールでも、予算的にオーバーしてると最終的には選択肢から外れていく流れがほとんどです。

    ですので、料金プランを見ていく際は、「ご自身の予算の明確化」と「料金の確認」、これをセットでやるべきです。

    どんなコースがあるか

    先程の「プラン」の部分と連動した形になりますが、それぞれのプランの中でコースが分かれていたりします。

    例えば前述の「定額受け放題プラン」の場合、ネイティブコース、ネイティブ日本人コース、フィリピン人コースのような感じになっていて、それぞれ料金が異なってきます。

    概ね、ネイティブと日本人がセットになっていて割高の設定、これに対してフィリピン人コースの場合は割安な設定、というケースが多いです。

    「月ごとの回数別プラン」の場合も、細かく週1回コース、週3回コース、週5回コースのように細かくコース分けがされ料金が変わってきます。

    「月に決まったポイントが付与されるプラン」はコース分けの概念はないものの、講師のキャリアなどによって1回のレッスンに必要なポイントが変わってきます。

    キャリアの長い講師は必要ポイントが高く、キャリアが低い講師は低い…というような感じです。

    英語講師としてのキャリはは十分にあるのに、そのスクールに入ってもまだ間もないような講師もいて、そういう場合は教え方は良いけど必要ポイントが安い、というお得なパターンになったりもします。

    このようにプランだけでなく、コースも同時に検討する必要があります。

    スクールによってはプラントコースが複雑で、慣れてないと何を軸に比較すべきかわからなくなったりしますが、大事なことは自分の予算をしっかり意識することです。

    そこを軸にすることで、比較的混乱することなくスクール選び作業を実施していけます。

    教材の豊富さ

    スクールによって扱っている教材に大分差があります。

    DMM英会話のような豊富なところもあるが、基本は「通り一遍の教材が用意されてる」というパターンが多いです。

    豊富な教材を無料で使えるこはメリットなので、どんな教材が用意されているかの部分を確認することは大事になります。

    ただし、講師さんが独自の進め方を確立していることも多いです。

    特に教材を指定しなくても、到達したいレベルや方向性を伝えれば、それに合うものを講師さんが用意してくれて、それをスカイプやズームで共有しながら進めていくというパターンです。

    なので必ずしもスクールが用意している教材だけに目を向けるのではなく、実際に体験レッスンを受けた時に講師さんがどんな進め方をするのか、どんな教材を用意してくれているのか….

    この辺りも含めて「教材」という項目をチェックすることが大事になります。

    スクールの評判をレビューサイト等で確認してみる

    実際に体験した方々が、レビューサイトなどに書き込みをしていることがあります。

    自分以外の第3者の方々が、どんあ感想を持ったのかなど幅広い意見を見ておくことは大事になります。

    しょせんは体験レッスンは1~2回だけです。

    「百聞は一見にしかず」なので実際に体験できることは大きいのですが、逆に言えば、たかだか1~2回しか体験できないとも言えます。

    ただし人それぞれ感じ方が異なるので、フラットでフェアなフィルターで見る必要はあります。

    レビューサイトで結構酷評されていても、実際に受けてみると、そういう要素を感じられないということも意外と多いです。

    いずれにしても、自分の主観を大事にしつつ、他の方々の感じ方も参考にして幅広いデータベースから選択していく流れは大事になってきます。

    良さそうな講師がどれだけ在籍しているか

    これまでの経験上、講師と生徒の相性は非常に大事だと痛感しています。

    自己紹介のビデオや画像、経歴などを見て、自分の子供に合いそうな講師が結構いるな…と事前に把握できるのはかなり大事なことだと思います。

    さらに講師によって必要ポイントが異なったり、レッスン提供の曜日や時間帯に偏りがある場合があります。

    さらに各講師ごとに得意分野も大きく異なることもあります。

    文法、発音指導、スピーキングなどなど、英語講師だからといって必ずしも全分野が得意ということでもなかったりします。

    これらの複数のポイントを幅広く確認しつつ、自分の子供に必要な要素を押さえられそうな先生がどれくらいいるかな…という目線で見ていくことが大切です。

    在籍講師の評判はどうか

    先程の項目にも関連しますが、講師の評判も大事だと思います。

    スクールによっては講師のレビューが書き込めたり、レーティングで評価できるようになっていて、その結果等を公開しているところもあります。

    それらのデータも講師選びに参考になります。

    ただ、これも感じ方は千差万別になり、人によっては気になる要素が気にならない場合もあります。

    実際、今一つ評判の芳しくない講師にレッスン予約をいれる流れになったことがあるのですが、受けてみたら評判で書かれているような感じじゃなかったケースに遭遇したことがあります。

    で、結局はその後、何度も予約させてもらうことになっていきました。

    なので判断はぜひフラットに、フェアに!…を心掛けることも大事になります。

    ただ、これも体験的な話ですが、レーディングが非常に良い講師は、実際に受けてみても「やはり良い!」と実感するこが多かったのも事実です。

    講師の在籍数が多いか

    講師の全体数は結構大事なポイントです。

    特に、アクティブな講師数が大事です。

    講師数が少ないと、単純に子供と相性が良いかもしれない講師の選択肢が少ないってことになります。

    在籍講師数は少なめだけど、良さそうな講師が多いスクールも実際にはいくつかあります。

    なので一概には言えないのですが、講師が多い方が、単純に、候補となる相性的にフィットしそうな講師の人数も増えのは体感的に理にかなってます。

    そういう意味で全体の講師数は結構大事になります。

     
    同時に、新たな講師が入ってきているかをチェックもしておくのも大事です。

    講師の人気が出てくると予約が思うように取れなくなったりするのはオンライン英会話の常識みたいな感じになってますが、人気のある講師でもスタートしたては予約が簡単取れるのが普通です。

    その段階で良い先生と出会え信頼関係を作れれば、優先予約をさせてもらえるってことも可能になったりします。

    (※実際、優先予約、してもらってました!)
     
    新しい先生が次々入ってくるスクールは、そういうことに遭遇しやすいです。

    レッスン受講可能な時間帯はあらかじめ明確にしておく

    オンライン英会話は幅広い時間帯からレッスン時間を指定できて利便性が高いのですが、実際には、学校や他の習い事などでレッスンを受けられる時間帯は意外と範囲は限られていたりします。

    ですので、事前に自分の子供がレッスン受講可能な時間帯をしっかり明確にしておくことが大事になります。

    その上で、その時間帯に多くのレッスンが提供されているかをチェックします。

    特に、良さそうな講師が見つかっても、その講師が提供している時間帯が上手く合わなければ、結局は意味がないってことになってしまうので。

    こういうケースは結構普通に起こります。

    実際の入会を真剣に検討するタイミングではなく、体験レッスンの時から意識しておくと確実です。

    講師の予約はとりやすそうか

    前述の希望時間帯を明確にした上での話となりますが、候補となる講師のレッスン提供枠が多いか少ないか、そして、希望の時間帯に十分なレッスン提供があるか…ここを見る必要があります。

    同時に、希望の講師のレッスン提供時間帯が、ある程度固定されているかも大事です。

    講師によってはかなり気まぐれな提供になっている場合も少なくないですので。

    このチェックを候補となりそうな複数の講師で行っておくと良いです。

    管理画面は使いやすいか

    これも意外と重要です。

    使っていれば最後は慣れるケースがほとんどですが、最初から直感的に使うことができる方が圧倒的に利便性が高いです。

    今まで17校のオンラインスクールを利用してきましたが、最後の最後までホントに慣れなかったスクールも実際ありました。

    こういうパターンは外資系のスクールに多く、日本市場に特化した管理画面を開発していない場合があり、そういうスクールだと驚くほど使いづらいです。

    管理画面に着目する方々って少ないかもしれませんが、使いづらいと余計な時間を使うことに繋がり、ホント効率悪いだけでなく、予約や予約時間の変更、キャンセルなどが確実に実施されているかをしっかり確認できない…みたいなことって単なるストレスでしかありませんので….。

    余程レッスン内容などが評価高いってことであれば別ですが、管理画面の使い勝手は継続という観点からするとかなり大事なポイントとなります。

    そもそも無料体験レッスンはあるか

    これは体験レッスンを受ける前の話になっちゃうので順番が違うってことになりますが、そもそも無料体験レッスンを提供していないスクールがあります。

    実際、今までに2校、そういうスクールに遭遇したことがありました。

    良さそうなスクールだし、よし、無料体験に申し込む腹積もりでも、いざ予約しようとすると無料体験の申込みのページ等が全く見つからない…..ということになったりします。

    なので、事前に「よくある質問」などに軽く目を通して、無料体験の有無をざっと確認しておくと良いです。

    後、実際に無料体験が提供されていても、回数にばらつきがあったりします。

    通常は2回提供のケースが多いですが、中には10回提供とか、1ヶ月間無料提供というパターンもありますし、割引価格での有料による体験レッスンというケースもあります。

    複数のスクールから1つを選ぶ作業をしているケースだと、候補のスクールの全てで体験レッスンを消化するのにも、かなりの期間を要したりします。

    思ったより体験回数が多いのはうれしいことなのですが、事前に把握できていれば、体験する順番を上手く調整することも可能になるので、この辺りもしっかり把握しておくことをおすすめします。

    通信の品質はどうか

    これもかなり大事なポイントです。

    いくら良い講師が多く、スクールの方向性も信頼できるものであっても、通信状況が悪いと全てが台無しになります。

    見落としがちですが、実際にかなりのストレスを体験しました。

    スクールによっては、オフィスに講師を集め、そこからレッスン提供している場合があり、そのケースでは通信品質が悪いことはほとんど起こりません。

    起こったとしても、すぐに改善されます。

    ただ、講師が自宅からレッスン提供している場合、特に、海外在住の講師が自宅から提供している場合、通信状況が良くないケースがある上に、講師自身がそのことにずっと気付かないという場合があります。

    つまり何度受けても毎回通信品質に難がある…というケースが起こるってことです。

    この辺りは実際に体験レッスンで把握できることなので、必ず確認すべきポイントです。

    運営元は信頼できそうか

    オンライン英会話をいろいろと探していると、まれに、公式ホームページのデザインが今一つプロっぽさがなかったり、どんな運営元なのか今一つ不安になる時があります。

    もちろん、ホームページの品質で全てを判断できるわけではないのですが、実際にお金を払い込んだり、専用のテキストを揃えたまでは良いが、運営元に不安を抱えた状態だと腰を据えた取組みになりにくいのも事実です。

    実際、倒産し、その後、他の会社による引継ぎがなかったケースも経験しているので、運営元はどんな会社なのかを一通り把握することも大事になります。

    休会や退会は問題なく可能か

    深刻な問題ではないですが、退会方法、休会方法を事前に確認しておいた方が安心できます。

    スクールによっては休会の扱いがなく、休む場合は退会という扱いになるスクールもありますし、退会処理を数日前に伝えないと次回の引き落とし日までに退会が間に合わない仕組みになっているケースもあります。

    事前に把握しておけば、いざ別のスクールに変更したいから退会しよう…!ってことになっても、慌てたり、思ってた日程で事が運ばないということを防ぐことが可能になります。

    サポートは日本語で受けられるか

    特に外国人講師によるレッスンを提供している場合に気を付けたいのですが、日本語でのサポートがあると何かと便利です。

    正式入会すれば中長期的なおつきあいになるので、ネイティブ講師のみ、フィリピン人講師のみのスクールでは、日本語サポートがあるかないかで利便性が大きく異なります。

    基本的には問題はないのですが、日本語によるサポートがないと何か確認したいことが出てきた時に、はっきりしないことを抱えたまま進めていくことになったりします。

    英語に余程の自信がない限り、細かいことを英語で問い合わせるのは結構大変です。

    事前に日本語のサポートの有無をぜひ確認しておくと良いです。

    まとめ

    以上、子供のオンライン系スクールの体験レッスンで絶対確認すべき全16項目をお伝えしました。

    当たり前にすべき内容もありますが、300近いレッスンを体験してきたからこそ気付いた内容も含まれていますので、ぜひご参考いただければと思います。