こんにちは、Motoです。
今回は子供のオンライン英会話についてのお話です。
オンライン英会話っていろいろあるじゃないですか。
なので、正直、どうやって選べばいいか、見当つかないんですよね。
そこで、子供向けにレッスンを提供しているスクールのリストアップからスタートしてみると、総勢30校以上に上ることがわかりました。
なんせ30校もあったんで、どうやって選べばいいのか…と思考停止してしまったのですが…娘の為に生きてるような親バカパパ系なので、やるしかないなってことで、30校以上の対象スクールを、細かくリサーチ!
各スクールの特徴や料金体系、講師構成などの情報を自分なりにまとめてみました。
今回は、「数あるオンライン英会話の大まかな全体像」を掴んでいただくべく5つの領域から分解する形でわかりやすくお話していきます。
・娘を小学校卒業までに日本語、中国語、英語の3言語話せるトリリンガルに育てました
・中国語は短期集中で直接法、英語は数年がかりの間接法をそれぞれ選択し、両方のメリットデメリットをリアルに体感してきています。
・僕自身、アメリカに10年以上滞在していた経験がありますが、英語上達に相当苦労したという貴重な失敗経験も積んでいます
・肝心のオンライン英会話は、体験レッスン、正式参加含め、これまでに15個のスクールを娘と一緒に経験しています。
このようなバックグラウンドをベースにお伝えしていきます。
子供オンライン英会話選びで迷わない!5ポイントで全体像完全把握
今回オンライン英会話の全体像を把握していただくにあたり、5つの領域からお伝えすべきだなと感じました。
それぞれ、
■アドバイスサービス
■カリキュラム
■レッスン形態
■料金やプラン
以上の5つです。
順番に解説していきます。
講師
- フィリピン人講師が主流
- ネイティブ講師、日本人講師も
- セルビアなど日常的に英語が使われているエリアの講師も
- 相性の問題は結構大きい
- 講師自体の質の違いも存在(プロ講師、アルバイト講師など)
オンライン英会話の講師といえば、フィリピン人講師が基本です。
その他、ネイティブ講師が在籍しているスクール、日本人バイリンガル講師が在籍しているスクールなどもあります。
ネイティブだけのところや、日本人だけのところもありますし、フィリピン人、ネイティブ、日本人の全てが混在しているスクールもあります。
他にも、フィリピンのようにネイティブではないけど、高い英語力があり日常的に英語が使われているセルビア人の講師が多く在籍しているスクールもあります。
さらに、英語が日常的に使われていないような国の講師、例えば、韓国とか中国などで英語が堪能な人が講師として在籍しているところもあります。
ただ、子供向けのレッスンという観点から言えば、フィリピン人講師、ネイティブ講師、日本人講師が中心になっているスクールが多いです。
過去、フィリピン人、ネイティブ講師、日本人講師、セルビア人など一通り全て体験してきていますが、子供のレベルや環境によって、一般的には最適な講師属性は変わってきます。
これについては、別の記事で解説していますので、ぜひそちらをチェックしてみてください。
それと別の問題として、講師の性格や人間性により、自分の子供との相性が合う合わないという問題もあります。
実際にレッスンを受けてみないと把握できない部分なのですが、実は、その後の子供の語学の成長に深くかかわってきたりする大事な要素だったりします。
その他、講師のキャリア、質の差も存在します。
・英語教員としての資格をアメリカの大学等で取得している、いわゆるプロ講師
・資格はないけど経験値が高く質のよいレッスンを提供出来る講師
など、娘のレッスンを横で見守っている僕自身もついつい引き込まれてしまうようなレベルを提供してくる良質な講師が存在します。
その対極として、
・アルバイト講師
も存在していて、勿論良いレッスンを提供しているアルバイト講師もいますが、やはり、プロ講師 のレッスンを知ってしまうと、圧倒的なクオリティの差を感じてしまうことも多々あります。
講師属性と共に、平行して検討しておきたいポイントです。
レベルチェックの仕組み、アドバイザーの存在
- レベルチェックは非常に大事
- アドバイザーが常駐しているスクールは貴重
- プロの目線から様々なアドバイスを受けられる
これは見落とされがちですが、かなり大事な要素だったりします。
オンライン英会話は、様々なレッスン教材を用意しているところがほとんどです。
最初に公式ホームページに入っていくと教材の多さに結構びっくりすると言うか、面食らってしまうことも結構あります。
教材が豊富に揃っているわけなので、本来は喜ぶべきことです。
ですが、選択肢が多すぎて全体を把握しきれず、逆に何がなんだかわからないっていう状態になりがちなんですよね。
さらに現状の自分の子供のレベルがどのくらいなのか、どこが強くてどこが弱いのか、実際にこれからどのようなレッスンを受けていけばいいのか…
などなど、 正直わからないことだらけです。
そんな時に嬉しいのが、レベルチェックやアドバイザーの存在です。
実際に子供と講師が簡単な面接をしたり、スクールによっては簡単なテストをしたりして現状のレベルを把握するシステムが整っているところがあります。
その上でアドバイザーさん、または面接を担当した講師さんが、子供の現状レベルを伝えてくれたり、今後どのようなレッスンを行っていくべきなのかを的確にアドバイスしてもらえます。
なおかつどんな教材を使っていけば良いのかもアドバイスしてくれます。
実際に数校でアドバイスを頂いたのですが、共通している部分もあるし、独自のアドバイスをしてくれたところもありました。
最終的には親が決めることになるのですが、「英語教育のプロの目線から頂けるアドバイスを元に決定していける」というのはとても貴重なことです。
特に、小さなスクールで代表者さんが総合的なアドバイザー的なポジションを担当されていることがあり、過去、誰も指摘してくれなかった方向性を的確に伝えてくれた方もいました。
なので、アドバイザーの存在、ぜひ、注目してみてください。
カリキュラム
- 市販のテキストに沿って進める場合が多い
- スクールにより特殊なものを用意している場合も
- 前述のアドバイザー経由で変則的なカリキュラムを組んでもらえる場合も
カリキュラムは、オリジナルのテキストを用意していたり、市販の英語教材のシリーズが複数用意されているケースが多いです。
これに対し、独自の特徴を打ち出しているスクールもいくつか遭遇しました。
主なものを挙げると
・高い定着度を意識したカリキュラム
・ライティング力を伸ばすことにフォーカスしている
・子供向けのカランやDMEなど反復対話レッスンを採用している
・英検やTOEICなどの検定準備に対応している
などです。
これについてはスクールによってホント特徴が異なります。
上に挙げた4つは割と際立った特徴と言えます。
アドバイザーさんや面接担当者さんからの説明や、公式ホームページでの説明などから、そのスクールがどんな特徴的なカリキュラムを打ち出しているかわかるようになっています。
オンライン英会話というと、聞いて話すというスキルに注目しがちですが、スクールによってはライティングを上手くカリキュラムに採り入れているところもあります。
又、僕の娘の現状レベルを的確に把握して、リーディング、スピーキングと、ライティングを半々で同時に進めていきましょう…、
というような変則的なカリキュラムを提案してくれたスクールもありました。
自分の子供の現状をしっかり把握して、より成長が見込めるカリキュラムを打ち出しているスクールを選ぶことが鉄則になります。
レッスン形態
- 主流はマンツーマン
- グループレッスンも稀にある
- 担任制のスクールもあり
- 子供専用もあり
レッスン形態は、マンツーマンの個人レッスンが主体となります。
ですが、中には、
・グループレッスンを採用していたり
というスクールもありました。
ただ、グループレッスンの場合、講師が、複数の子供を「オンラインでのやり取りだけで集中させないといけない」ので、結構、その部分がうまくいってない場合もあります。
実際に僕の娘がグループレッスンを受けたスクールでは、バラバラというか、遊び半分的な雰囲気が強い生徒さんがいたりして、残念なレッスンだったこともありました。
グループレッスンだと、そのあおりを喰らっちゃうんですよね。
その辺り、要注意です。
あと、講師が担任制というスクールもあります。
良い講師に当たれば、という条件がつくものの、このシステムは好感触でした。
担任制なので、講師がある種、その生徒の成長に「長期的な責任」を持つ形になるし、その生徒の弱点をより把握しやすいですね。
上手くハマれば、毎回講師が入れ替わるスタイルより、かなり成長が見込めるので、個人的に担任制は大いにオススメです。
過去、僕の娘が正式参加、1ヶ月の有料体験に参加したスクールでは担任制でした。
又は、毎回同じ先生を予約できるスクールでした。
そうなると、講師との距離も近くなり個人的にとても可愛がってもらえる流れになり、より英語が好きになっていったというエピソードもあります。
その他には、子供専門のスクールがあります。
子供専門なので、子供を相手にする経験値は高く、子供がまだ小さい場合は良いかもしれないですね。
この手のスクールにも正式参加させたことがあるのですが、子供専門でありながら、親であれば大人でもOKであることが多いです。
なので、僕と娘が同時にレッスンを受けた‥というちょっと変わった体験をすることもでき、良い思い出になっています。
料金やプラン
- 月で定額のパターンが多い
- 1レッスンいくら…というパターンも多い
- 講師レベルによって1レッスンの価格が変動する
最後に、料金やプランに関してです。
基本的には、
・1レッスンいくら、みたいなパターン
又は、
・講師によって料金が変わってくるパターン
というシステムが多いです。
その他、
・月額の定額プランで毎日レッスン可能
というシステムや、
・月額で予約なしならレッスン受け放題
などのシステムもあります。
変わったところでは、
・兄弟や親子でレッスンを分け合えるプラン
などを打ち出しているスクールもあります。
料金やプランはいろいろあるので戸惑うのですが、今回の記事を予習的な感覚で利用していただければ、比較的すんなり各社のプランを理解しやすいです。
というわけで、今回は、膨大に存在するオンライン英会話の全体像を把握すべく、5つのポイントからお話してみました。
子供のオンライン英会話を選ぶ前の段階で、全体像を把握する目的でお役立ていただければ幸いです。
それでは!